先生の忙しさでしょうか、職員さんからの違和感でしょうか、PC化への不安感でしょうか。 移行する事も一つの選択だし、移行しない事も一つの選択だと思います。 先ず出来る事、出来る範囲で実行試験して、感触を掴まれては如何ですか。
多くの場合、専用機の保守体制を自分達で出来るのかが、不安なのだと思います。 PCに詳しい職員さんが居ない、もしトラブルがあった時、自分達で解消出来るのか。 専用機の操作性に伍するソフトなのか。 多くの事務所で、そんな中で試行錯誤しながら進めています。
一番は、セキュリティーとバックアップでしょう。 心配事は考えれば、限が無いと思います。 その中でもPCで全ての業務を行っている事務所が多数あります。
PC担当者を採用するなら、専用機のコストの方が安いのではないでしょうか。 先生自身がPCが得意、PCに長けた職員さんが居る、しかし、それは効率的でしょうか、 経済合理性は有るのでしょうか。 いわんや、その為にPC担当者を採用するのは、却ってコストアップになると思います。
選択肢が多すぎるのも、PC化に踏み切れない要素の一つだと思います。 選択できない、間違った選択をしそうだ、折角PC化なのにもっと良いシステムが有った。 充分な比較検討が必要ですが、失敗や試行錯誤の中から、前進したいと思います。
なかなか、ご自身は決め兼ねるのではないでしょうか。 ご友人に聞かれる、メーカーに聞く・デモをしてもらう、ネットで情報収集する、色々有ると 思いますが、それこそソフトは一長一短だと思います。 完全・最高は無いのだと思います。 事務所にマッチした、ソフトの使い勝手、コスト、以後の保守管理、移行のやり方、色々検討し、 スケジュールして移行する事でしょう。
情報比較サイトも有って、情報は充分有ると思います。 そこから試用期間で比較しても、決定出来ないと思っています、我々は出来ませんでした。 メーカーデモでも決定は出来ないと思います。 実際は、現在使用しているソフトと同じ事をやって比較しなければ決められないのでは ないでしょうか。 クラウド系は、1IDでテスト出来ると思いますが、会計事務所向けのクラウド系で別体系
の場合、システム購入の場合もあります。
JDLやTKCといった専用機をメインとして使いながら、お客様の使っている種々の会計ソフト を使う事はよくあると思います。 お客様から、ソフトの紹介をして欲しいと言われる事もあると思います。 専用機とPC系ソフトを併用する事は、悪い事ではないと思います。 使いやすいソフトを、優位なソフトを、足していく事は正しい選択の一つであると思います。
会計ソフトより選択肢が少ないので、会計ソフトとの親和性や価格と操作性で選べます。 会計ソフトとセットの仕組でも良いですし、別々でも構わないと思います。
昔有った物が無くなるのは世の常で、ワードプロセッサの専用機は無くなりました。 しかし、ワープロを作っていた企業は、無くなっていません。 それと同じで、動向やそのスピードやら、順番・内容は解りません。 会計事務所専用メーカーの優秀なソフトが、ハード込で無く、合理的な内容で使えるように なるのだと思います。
クラウド系の、マネーフォワードやフリーといったソフトは、数年前は無かったのだし、それらの ソフトの市場は元々内在していたのではないでしょうか。
私達の能力では出来ません。 私達は会計事務所のPCサービスしか出来ません。 問題も解決方法も自分達自身の事だから、その解決方法を共有しようとしています。 広げないように広がらないように考えています。
いわゆるPCサービスを提供してくれる、PCサービス会社は有ります。 インターネットで検索すると、大手、地場それぞれ複数出てくると思います。 内容が解りにくいでしょうが、一度何かを試して、内容と価格の納得が出来ればそこに 依頼して下さい。
我々もお客様の業務を我々が主導して、PC化クラウド化する事は無いと思います。 ニーズにお応えする、便利な事はご案内する、我々に出来る事はご支援すると考えます。
色々な業種、色々な規模、考え方の違いそれに対応する事は出来ません。 種々の業種で変わらず使えるソフトのご案内は出来ると思います。 その場合でも、例えば会計ソフト、クラウド会計、給与計算等の事務管理ソフトの操作、 建設会社の為の、工事台帳の比較・決定、操作指導・運用支援等の絞ったサービスは 出来ると思います。